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「草市潤の世界」書と表装で遊ぶ 『さまればれ』久保椋佳さん

文学との味わい深い"共演" 「草市潤の世界」 書と表装で遊ぶ

【写真】『書と表装 さまらばれ 久保椋佳、草市潤の世界に遊ぶ』の表紙
 歌人で随筆家の草市潤さん(90)=佐賀市=の歌の世界を、書家の久保椋佳さん(58)=同=が書と表装で表した『書と表装 さまらばれ 久保椋佳、草市潤の世界に遊ぶ』が刊行された。書になった作品に合わせて草市さんが書き下ろした随筆も載せており、文学と書の味わい深い”共演”となっている。

 2007年に佐賀市の画廊「憩(やすら)ひ」で開かれた久保さんの個展で出会い、久保さんが「先生の歌を書かせてほしい」と持ちかけ、「よかよ。どいでん書いて」の返事で始まったコラボレーション。今年3月には久保さんが「草市潤のうたの世界」と銘打った個展を開き、さらに画廊主の中島邦子さんの発案で出版することにした。

 歌と詞、随筆を草市さん、書と表装を久保さんが担当。表題「さまらばれ」は、「さもあらばあれ」「ままよ、どうともなれ」の意味で、書と表装の作品は計44点。うち3点は草市さんが筆を執った「はがき画」を作品化し、草市さんは作品に寄せてエッセー29編を書き下ろしている。

 久保さんの気負いのない文字と布を使ったシックな表装、そして草市さんの自在な言い回しの文は絶妙の取り合わせだ。

 「ほつほつとそこらへんまで行てこよか 何時もさう言ひありく万歩を」は歌を2行書きにしてベージュ色の表装に。草市さんは「そう言えば、ちょこっと、そこんにきまで、いたてみっかのうは、母の口ぐせでありました。それを『ほつほつとそこらへんまで行てこよか』と歌言葉に仕立て直したまでのこと」と書き出している。

【写真】掲載作品の一つ「小机と辞書を…」
 趣深い歌と書の表現、歌の背景や思いを明かした随筆もあり味のある一冊。出版を企画し、現在闘病中の画廊「憩ひ」の中島さんも巻末に「草市センセイと久保さんの異業種交流」と題した一文を寄せている。

 ▽書肆草茫々刊、A5判、90ページ、1000円。積文館書店佐賀デイトス店に置いている。

【写真上】『書と表装 さまらばれ 久保椋佳、草市潤の世界に遊ぶ』の表紙

【写真下】掲載作品の一つ「小机と辞書を…」

2009年10月14日更新
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