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布製絵本で“布芝居” 命の大切さ訴える
【写真】布製の絵本を使って読み聞かせをする川原陽子さん=嬉野市の轟小

 嬉野市の轟小学校(西村貞美校長、255人)で、布の絵本を使った読み聞かせが行われている。朗読グループ「お話応援団」の一員で、元保育士の川原陽子さん(同市)が制作。心温まる“布芝居”を通して、子どもに本と触れ合う楽しさと命の大切さを伝えている。

 お話応援団は婦人会やPTAなど約20人のメンバーで構成、週1回同校の児童に本の読み聞かせをしている。川原さんは絵本「いのちのまつり」を布芝居にしようと、白い布にフェルトで作った登場人物の顔や服、物語の背景を張り付けるなどして、10カ月かけて12枚を作り、これを縦45センチ、横60センチの板に張ってパネルに仕上げた。

 いのちのまつりは主人公の少年が、自分の命は両親や祖父母、先祖から連綿と受け継がれていることに気付くというストーリー。3年生40人の鑑賞会では、かわいらしいパネルに引きつけられて川原さんの優しい語り口に聴き入り、物語の世界に浸った。

 終了後には「命のつながりが良く分かりました」とお礼の言葉を述べた。川原さんは「難しい手芸に挑戦できる布芝居は作りがいもある。多くの子どもたちに見せて命の大切さを伝えたい」と話す。

【写真】布製の絵本を使って読み聞かせをする川原陽子さん=嬉野市の轟小

2009年06月17日更新

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