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「親の心理解し寄り添って」 発達障害児保育で研修

 佐賀県療育支援センターは7日、発達障害児への理解を深め、早期療育の必要性を再確認するため、障害児保育研修会を佐賀市で開いた。広島国際大心理科学部の伊藤啓介准教授が「親の心理の理解と連携」のテーマで講演、子どもの療育の前に保護者の心理状況を理解し、段階に応じたサポートが必要と訴えた。

 伊藤准教授は、子どもの障害を知った保護者はショックを受けると指摘。その後、障害自体の否定、自分や他者への怒り、罪の意識と悲しみを含んだ自責、悲嘆を経て、ようやく全てを内包して受け入れられるなどと説明した。

 その上で、「保護者のこれまでの経験や努力を理解し、寄り添うべき。子どもに対する指導や対応法を一緒に考えることが大切で、親が発達障害についてしっかりと理論を学び、療育技術を習得できれば早期療育にもつながる」と強調した。

 研修会は県内の保育所や幼稚園、市町の福祉担当者ら250人が聴講した。

2012年08月08日更新
「親の心理状況の段階に応じた支援が早期療育につながる」と話した伊藤啓介准教授=佐賀市のアバンセ

「親の心理状況の段階に応じた支援が早期療育につながる」と話した伊藤啓介准教授=佐賀市のアバンセ


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