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ユネスコ機関、来月3日に三重津海軍所跡を調査

 来年の世界文化遺産登録を目指す佐賀市の三重津海軍所跡などで構成する「明治日本の産業革命遺産」について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が現地調査する日程が11日、公表された。26日から10月5日までの10日間で、三重津海軍所跡は10月3日に訪れる。

 現地調査は国際記念物遺跡会議(イコモス)が実施する。世界遺産条約に基づく作業指針で定められ、世界遺産にふさわしいかどうかを評価する。日本が1月にユネスコに提出した推薦書の内容に沿って、遺産の保存状態や将来の管理保全計画などを確認する。

 調査結果は、ユネスコが来年6~7月ごろに開く世界遺産委員会で登録の可否を判断する材料となる。

 調査員はオーストラリアの専門家1人で氏名は公表していない。26日の韮山反射炉(静岡県)を皮切りに、旧集成館(鹿児島市)、八幡製鉄所(北九州市)や端島炭坑=軍艦島(長崎市)など8県11市にまたがる構成施設23カ所をすべて調べる。

 日本側で受け入れを担当する内閣官房や各自治体などは8月下旬から9月にかけてリハーサルを実施した。内閣官房の事務局は「調査員の質問に対して、的確に説明できるように十分に準備してきた」と話す。

 国史跡の三重津海軍所跡は幕末佐賀藩の近代海軍基地で、蒸気船「凌風丸」を完成させ、人材育成の拠点にもなった。

2014年09月12日更新

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