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第38回佐賀広告賞

第36回佐賀広告賞審査講評

 今年は、151点の作品が応募されました。今年の印象は各メディアの特長を生かした作品が多かったという印象です。

 周りを見てもわかるように、新聞は40歳代からの世代に有効な媒体であり、一方、SNSやユーチューブなどは、比較的若い世代に利用されています。つまり、クライアントや制作する側は、誰を対象にするかによってメディアを選択する時代です。

 

 新聞では「佐賀の偉人シリーズ」のように記事をじっくり時間をかけて見れるという作品。テレビは『人権問題「共に支え合う社会へ」篇』のように音と映像でメッセージをコンパクトにまとめ伝えようという作品。ラジオでは、『「アタリ談話」篇・「食べ方のルール」篇・「落とさないように」篇』のように作業をしながら聞いていてもサウンドロゴが印象に残るもの。プリンティングメディアでは、「名刺のり」や「USEUM ARITA」のようにアイテムやイベントとの連携で商品の注目を引こうとするもの。映像メディアでは、「知事が妊婦に。」や「佐賀県を巡るアニメーション」のようにそれぞれのテーマやターゲットに沿った制作が行われています。 

 

 他に、今回は受賞の対象となりませんでしたが、新聞に長年連載され多くの愛読者がいる「職人の仏壇シリーズ」や「伝統菓子のおいしさ講座」などはブランドロイヤルティを確立した好例であると思います。

 クライアントの方、クリエイターの方、ディレクション等を担当された方、受賞おめでとうございました。

 
新聞の部
竹下製菓 株式会社
【昔も、今も、これからも、愛されるおいしさ。】
佐賀新聞サービス
●走る女性の姿を幼児から成人まで可愛く表現したイラストが目を引きます。
肥前さが幕末維新博推進協議会
【佐賀の偉人シリーズ】
佐賀広告センター
●佐賀の偉人を名刺くらいの大きさで紹介したものです。背景が黒とブルーを使って特別感が演出されています。文字は小さいのですが、ゆっくり読んで楽しめる内容です。
やぐら寿司
【佐賀の人妻プリン】
佐賀広告センター
●この作品の面白さは「人妻プリン」というネーミングのインパクトの大きさにつきます。
テレビの部
佐賀県人権・同和対策課/サガテレビ
【人権問題「共に支え合う社会へ」篇】
エンターアイ
●このようなテーマは表現するのが難しいと思いますが、15秒という中で「支え合う」ことの大事さがメッセージとして素直に伝わります。
佐賀県さが創生推進課
【佐賀さいこう!VOICE project】
佐賀広告センター
●様々な人に外側から見た佐賀の魅力を語ってもらうのは、ちょっと嬉しくなります。しかし、コメントが別に佐賀でなくても当てはまるような気もします。佐賀特有の良さを語ってもらうことができたらもっと良かったと思います。
佐賀県観光課
2016佐賀熱気球世界選手権実行委員会
【2016佐賀熱気球世界選手権 オール佐賀編】
エスプロジェクト
●美しい映像が際立つ作品です。特に夜間係留の映像や夕暮れの空をバックに多くの熱気球が飛んでいる姿は幻想的でもあります。
 
ラジオの部
竹下製菓 株式会社
【「アタリ談話」篇・「食べ方のルール」篇・ 「落とさないように」篇】
エンターアイ
●どのCMも最後に入る「ブラックモンブラン」のサウンドロゴが印象に残るラジオらしい作品です。
佐賀スズライト販売 株式会社
【シンデレラのこだわりデザイン・イグニス篇/シンデレラの後悔・車選び篇】
佐賀広告センター
●シンデレラというとかぼちゃの馬車ですが、その先入観をうまく逆手にとった視点が評価されました。
有限会社 海幸
【「生中継」篇】
佐賀広告センター
●水の音などが効果的に使われており、新鮮さが伝わる作品です。
プリンティングメディアの部
佐賀市役所シティプロモーション室
【名刺のり】
佐賀広告センター
●佐賀のりで名刺を作る。この意外性と話題性で色々なメディアに取り上げられた作品です。もったいないという意見もありましたが、私も差し上げた名刺のその後が気になります。
佐賀県有田焼400年事業推進グループ
【USEUM ARITA】
佐賀広告センター
●人間国宝と三右衛門による有田焼の作品を用いて食事ができるという特別な体験を黒の背景と白磁の皿、配置された料理で、一枚の絵画のように表現しているポスターです。上質さが伝わってきます。
サガ・ライトファンタジー実行委員会
【2016サガ・ライトファンタジー】
佐賀広告センター
●このサガ・ライトファンタジーは1989年に始まったと聞いていますから、30年近くの歴史を持った佐賀の晩秋から冬にかけての風物詩となっています。女性の笑顔は大切な人に対してなのか、ライトアップの美しさに向けられているのかはわかりませんが、こころが温かくなります。
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佐賀県こども未来課
【知事が妊婦に。】
西広佐賀支社
●女性の審査委員の方からは「やっとこういう時代が来た」という声も聞かれました。3県の知事が妊婦体験ジャケットを着用し、階段を登ったり、家事を経験したり妊婦は大変というのが画面からあふれ出ています。日本の男性は世界一家事をしないということも紹介されており、反省した男性も多いのかも。
佐賀県文化課
【佐賀県を巡るアニメーション 「ただいま」 「おかえり」】
佐賀広告センター
●若者は文字よりアニメーションや映像の方が伝わりやすいと理解していても、アニメーション制作は制作費のこともあり、一般企業ではチャレンジしにくいものです。この作品は、レベルの高いアニメーションと脚本で制作されている質の高い作品です。 
佐賀市役所シティプロモーション室
【佐賀弁ラジオ体操】
佐賀広告センター
●佐賀弁でラジオ体操をやるというものです。アイデアは面白いのですが、体操をしている女性の年齢と佐賀弁とが気になります。佐賀弁でラジオ体操をするのであれば、異なる年齢層を入れるとか、色々な職業の方を集めるとか佐賀らしさを人にも反映させると、もっと良くなるのではという意見がありました
釜堀 文孝
九州産業大学芸術学部
ソーシャルデザイン学科教授
八木 信一郎
ゆめぷらっと小城館長
東島 美恵子
佐賀県消費者グループ協議会会長
濱 智子
アトリエCORO
御厨 亮二
サガテレビ取締役営業局長
藤原 正義
NBCラジオ佐賀局長
矢野 敦子
エフエム佐賀営業部長
蕪竹 真吾
佐賀新聞社営業局長
 

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